【Pineスクリプト】plot関数の書き方を徹底解説!

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Pineスクリプト「plot関数の書き方を徹底解説」

plot関数の引数一覧

引数は必須パラメータオプションパラメータがあり、必須パラメーターはseriesのみです。オプションパラメータを記述しない場合は各デフォルト値が採用されます。

plot関数で使える引数は以下になります。

  • series:使用するデータの指定。必須の引数
  • title:描画のタイトル
  • color:描画するラインの色の指定。デフォルトは「blue」
  • linewidth:描画するラインの太さの指定。デフォルト値は「1」、最大「4」
  • style:描画するラインのスタイルの指定。デフォルトは「line」
  • transp:style_areaに適用可能。透明度の調整。0~100の範囲で指定。デフォルトは「0」
  • trackprice:true/falseで指定。trueの場合、直近のインジケーター値を表示
  • histbase:style_histogram,style_columnsに適用可能。開始の起点となる値を指定
  • offset:描画を左右にずらして表示。デフォルトは「0」。+数値は右、-数値は左にスライドして表示
  • join:style_cross,style_circlesに適用可能。true/falseで指定。trueの場合、線を表示。
  • editable:true/falseで指定。設定画面での設定変更の可否を指定。デフォルトは「true」
  • show_last:最後の足から何本の足をチャートに表示するかを指定。

series:チャートに描画したい変数などの値を代入する

seriesは描画するデータの値を指定する引数です。必須の引数です。

plot(close)

seriesには上記のように終値(close)以外に以下の価格値を取得できます。

  • open:始値
  • high:高値
  • low:安値
  • hl2:(高値+安値)/2
  • hlc3:(高値+安値+終値)/3
  • ohlc4:(始値+高値+安値+終値)/4
SMA = sma(close, 5)
plot(SMA)

また、上記の様に算出した値や変数なども使えます

title:その名の通りプロットのタイトル

プロットにつける名前を表す引数です。

plot(close, title="test")

ダブルクォーテーションで囲って、プロットのタイトル名を記述します。設定画面を開いたときに表示される名前です。

color:プロットの色を設定。書き方二通り。

プロットの色を設定する引数で、Pineスクリプトにあらかじめ設定されている定数を使用する方法とカラーコードで指定する方法の二通りがあります。

Pineスクリプト色サンプル

定数を使って色を指定する場合

Pineスクリプトにあらかじめ設定されている色の定数は全部で17色あります。

定数を使った引数の書き方は以下のように書きます。

//定数を使った場合
plot(close, color=color.aqua)
plot(close+1, color=color.black)
plot(close+2, color=color.blue)
plot(close+3, color=color.fuchsia)
plot(close+4, color=color.gray)
plot(close+5, color=color.green)
plot(close+6, color=color.lime)
plot(close+7, color=color.maroon)
plot(close+8, color=color.navy)
plot(close+9, color=color.olive)
plot(close+10, color=color.orange)
plot(close+11, color=color.purple)
plot(close+12, color=color.red)
plot(close+13, color=color.silver)
plot(close+14, color=color.teal)
plot(close+15, color=color.white)
plot(close+16, color=color.yellow)

*上記のコードを実行すると上の画像のプロットが得られます。プロットが被らないようにcloseに値をプラスしています。

カラーコードを使って色を指定する場合

Pineスクリプトの色の指定はカラーコードを使うこともできます。

カラーコードとはWeb上で表現される色を指定するための制御コード。シャープ(#)に続く6桁の16進数で表記される。2桁ごとに赤・青・緑の濃淡が表され、16進数(0~F)の0が最も薄く、Fに近づくほど濃くなる。

weblio辞書ーカラーコードとは

カラーコードを使う場合は以下のように記述します。

//カラーコードを使った場合
plot(close, color=#00BCD4) //aqua
plot(close+1, color=#363A45) //black
plot(close+2, color=#2196F3) //blue
plot(close+3, color=#E040FB) //fuchsia
plot(close+4, color=#787B86) //gray
plot(close+5, color=#4CAF50) //green
plot(close+6, color=#00E676) //lime
plot(close+7, color=#880E4F) //maroon
plot(close+8, color=#311B92) //navy
plot(close+9, color=#808000) //olive
plot(close+10, color=#FF9800) //orange
plot(close+11, color=#9C27B0) //purple
plot(close+12, color=#FF5252) //red
plot(close+13, color=#B2B5BE) //silver
plot(close+14, color=#00897B) //teal
plot(close+15, color=#FFFFFF) //white
plot(close+16, color=#FFEB3B) //yellow

*上記のコードは先ほどの定数で指定した色をカラーコードに書き換えた場合です。

カラーコードは以下のサイトが参考になります。

WEB色見本 原色大辞典 - HTMLカラーコード
色の名前とカラーコードが一目でわかるWEB色見本
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linewidth:ラインの太さ。太さは4段階

プロットするときのラインの太さを指定します。デフォルトは「1」で最大「4」の4段階です。数値が大きくなるほどラインは太くなります。

plot(close, linewidth=1)
plot(close+1, linewidth=2)
plot(close+2, linewidth=3)
plot(close+3, linewidth=4)

style:プロットのスタイルを指定。全部で7種類

プロットのスタイルを指定する引数です。指定しない場合はデフォルトの「line」で表示されます。

上の画像は同じ値をスタイル別にプロットした画像です。

plot(close, style=plot.style_line)
plot(close, style=plot.style_stepline)
plot(close, style=plot.style_histogram)
plot(close, style=plot.style_cross)
plot(close, style=plot.style_area)
plot(close, style=plot.style_columns)
plot(close, style=plot.style_circles)

transp:プロットの透明度

プロット表示の透明度を指定する引数です。デフォルトは「0」、最大「100」で数値が大きくなるほど透明度が高くなります。

*上の画像は見やすいようにスタイル「area」を使っていますが、どのスタイルでも使用することができます。

plot(close, style=plot.style_area, transp=0)
plot(close, style=plot.style_area, transp=30)
plot(close, style=plot.style_area, transp=50)
plot(close, style=plot.style_area, transp=80)

trackprice:インジケーターの値を縦軸に表示

現在のインジケーター値を縦軸に表示する引数です。デフォルトは「false」です。

この引数を使用すると上の画像のように現在のインジケーター値が水平線で表示されます。

plot(close, linewidth=3, trackprice=true)

offset:プロットを左右にずらす

この引数を使用すると指定した期間(ローソク足の数)だけ、プロットを左右にずらすことができます。プラスの値を入れると右に、マイナスの値を入れると左にずれます。デフォルトは「0」です。

plot(close, offset=0)
plot(close, offset=20)
plot(close, offset=-20)

editable:プロット設定変更の可否

この引数を「false」にすると設定ボタンが表示されなくなります。設定値を変更してほしくないときに使用します。デフォルトは「true」です。

plot(close, editable=true)
plot(close, editable=false)

show_last:プロットに使う期間を指定する

プロットに使用する期間(ローソク足の数)を指定する引数です。

指定した値がそのままプロットに使用する期間になります。上の画像は期間がわかりやすいようにスタイルを「columns」しています。

plot(close, style=plot.style_columns, show_last=10)
plot(close, style=plot.style_columns, show_last=30)
plot(close, style=plot.style_columns, show_last=60)
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plot関数に使用できる引数の解説は以上になります。

plot関数はストラテジーのデバックやインジケーターの表示に必須の関数なので使い方をマスターしておきましょう!

Pineスクリプト入門の記事では、プログラミング初心者でも理解できるように一つづつ丁寧に解説しています。Pineスクリプトを触ったことがない方でもPineスクリプト入門#1から順にみていただければ、バックテストやインジケーターのコードも作成することができます。興味のある方は是非、他の記事もご覧ください。

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