この記事ではTrading View独自のプログラム言語である「Pineスクリプト」を使ったインジケーターの記述例を紹介しています。オリジナルのインジケーターやストラテジー作成の参考にしてみてください。Pineスクリプトの知識がない方でもコピペするだけで使うこともできます。この記事を参考にして頂ける場合は、必ず免責事項をご確認ください。
ドンチャン・チャネル(Donchian Channels)
ドンチャン・チャネルはHLバンドやプライスチャネルとも呼ばれ、アメリカ投資家のリード・ドンチャン(Richard Donchian)が考案したインジケーターです。
ドンチャン・チャネルの算出方法はいたってシンプルで直近N日における高値・安値のラインとその平均値から算出された3つのラインで構成されます。一般的には20日を使うことが多いようです。
ドンチャン・チャネルの使い方
ドンチャン・チャネルは基本的に順張りトレードで使用します。
直近N日における高値、安値のラインであることから、HighBandが上に更新されると上昇トレンド、LowBandが下に更新されると下降トレンドと判断します。
また、高値と安値の平均値を示すMiddleBandと現在価格の位置でトレンドの転換を判断できます。MiddleBandを越えれば上昇トレンド、下回れば下降トレンドと判断します。
ドンチャン・チャネルの計算式
High Band = 直近N日における高値
Low Band = 直近N日における安値
Middle Band = 直近N日における高値と安値の平均値
ドンチャン・チャネルをPineスクリプトで書く
//ドンチャン・チャネルをPineスクリプトで書く
//@version=4
study("ドンチャン・チャネル", overlay=true)
len = input(20, title="期間")
src = input(close, title="ソース")
highBand = highest(src, len)
lowBand = lowest(src, len)
midBand = avg(highBand, lowBand)
plot(highBand, style=plot.style_stepline, color=color.red)
plot(lowBand, style=plot.style_stepline, color=color.blue)
plot(midBand, style=plot.style_stepline, color=color.green)
アカウントを作成する
おすすめチャートツール:Trading View
- 高性能チャートツール
- オリジナルのインジケーターが作成できる
- FX、仮想通貨、株、ETF、コモディティなど国内外問わず様々な銘柄に対応
コメント