トレーディングビュー(TradingView)Pineスクリプト入門#1|Pineスクリプトとは

タイトル「Pineスクリプトとは?」

皆さんは投資を行うときはどのようなツールを使っていますか?MT4やFX業者、証券会社の持つ独自のツールなどありますが、私は主にトレーディングビュー(TradingView)を使っています。 「トレーディングビュー(TradingView)って何?」という方はこちらの記事を参考にしてみてください。 使ったことのない方は基本無料なので一度使ってみることをおすすめします!

トレーディングビューにはチャート分析以外に投資情報、SNS機能、オリジナルのテクニカル作成機能があります。このオリジナルテクニカルは今回紹介するPineスクリプトで作成することができ、それを使ったバックテストまですることができます。

Pineスクリプトとは

Pineスクリプトとは、トレーディングビュー(TradingView)で使用する独自のプログラミング言語で、インジケーターの開発に特化した軽量言語として設計されています。他のプログラミング言語よりも比較的シンプルな構成になっており、プログラミングの経験がない初心者の方でもとっつきやすいかと思います。

Pineスクリプトでどんなことができるのか

相場の方向性を見るのに適しており、トレンド状況にあわせてサインを出すトレンド系インジケーター、 相場の売買状況を数値で出すオシレーター系インジケーターなどPineスクリプトを使えばオリジナルのインジケーターを作ることができます

トレンド系インジケーター…単純移動平均線(SMA)、指数移動平均線(EMA)など

オシレーター系インジケーター…RSI、MACD、ATRなど

また、Pineスクリプトを使って作成したオリジナルのインジケーターは、ストラテジーテスターの機能を使用してバックテストも行うことができます

バックテストとは、ある売買ルールの有効性を判断するため、ある一定期間の過去データを用いてどの程度のパフォーマンスがあるか検証すること。

一部の天才的デイトレーダーを除いた投資家の皆さんは感覚的、直感的にトレードしている方は少ないはずです。自分で見つけた投資手法、売買ルールで取引きしていると思いますが、これら手法の有効性を判断するには過去データを使って手動で検証するには限界があります。いくつかの投資ツールではバックテストできるものもありますが、ほとんどの場合は内蔵された売買ルールを使う必要があったり、細かな設定はできません。

Pineスクリプトで作成したインジケーター、売買ルールは完全オリジナルかつ細かい設定も可能ですので、有効な投資手法を見つけるのに非常に効率的です。バックテストを行い、根拠に基づいたトレードができれば収益も向上するはずです!

Pineスクリプトは初心者でも使えるのか

全く問題ありません。ここまで説明してきた私もプログラミング経験がほとんどない初心者です。Pineスクリプトを一通り触ってみた感じ初心者の私でもわかりやすい構造でプログラミング経験のない方でも簡単なストラテジーはすぐに作ることができると思います。

私もまだ複雑なプログラムを組むことはできませんが、初心者の方が一から始めて満足のいくストラテジーが組めるようになる完全ガイドを作るため「Pineスクリプト入門」の記事を書き続けます。

一緒にPineスクリプトを学び、効率的かつ有利な売買ルール、取引手法を確立しましょう!

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