この記事ではTrading View独自のプログラム言語である「Pineスクリプト」を使ったインジケーターの記述例を紹介しています。オリジナルのインジケーターやストラテジー作成の参考にしてみてください。Pineスクリプトの知識がない方でもコピペするだけで使うこともできます。この記事を参考にして頂ける場合は、必ず免責事項をご確認ください。
ウィリアムズ%R(Williams %R)
ウィリアウムズ%Rは期間中における高値、安値、当日の終値から計算されるインジケーターで、0~-100%の値を示します。
上昇トレンドの場合は0%付近で推移し、下降トレンドの場合は-100%付近で推移します。
値が0%付近から下落に転じた場合「売り」シグナル、値が‐100%付近から上昇に転じた場合は「買い」シグナルと判断します。
他のインジケーターと同様に単体で使用するのではなく、移動平均線などと組み合わせて使うと精度が高くなります。
ウィリアムズ%Rの計算式
W%R =(期間Nの高値 – 当日終値)÷(期間Nの高値 – 期間Nの安値)× 100(%)
ウィリアムズ%RをPineスクリプトで書く
//ウィリアムズ%RをPineスクリプトで書く
//@version=4
study(title="ウィリアムズ%R", overlay=false)
len = input(14, title="期間")
src = input(close, title="ソース")
pr(len) =>
max = highest(len)
min = lowest(len)
100 * (src - max) / (max - min)
R = pr(len)
hline(-20, title="Upper Band")
hline(-80, title="Lower Band")
plot(R, title="%R")
バージョン5の場合は以下のコード
//ウィリアムズ%RをPineスクリプトで書く
//@version=5
indicator(title='ウィリアムズ%R', overlay=false)
len = input(14, title='期間')
src = input(close, title='ソース')
pr(len) =>
max = ta.highest(len)
min = ta.lowest(len)
100 * (src - max) / (max - min)
R = pr(len)
hline(-20, title='Upper Band')
hline(-80, title='Lower Band')
plot(R, title='%R')
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