この記事でわかること
- TradingView MCP(tradesdontlie/tradingview-mcp)に追加された主な新機能
- tv_update・ウォッチリストCLI拡張・アラートAPI変更の内容
- tv CLIで全ツールをターミナルから直接呼び出す方法
以前TradingView MCPでPine Scriptを直接デプロイする方法で導入したtradingview-mcpを、しばらく更新せずに使っていませんか。このツールは頻繁にアップデートされており、導入時点から機能が増えていることがあります。
この記事では、GitHubのコミット・プルリクエスト履歴をもとに、2026年6月13日以降に追加された主な機能を整理します。
📊 この記事はTradingViewユーザー向けです
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無料でTradingViewを始める →tradingview-mcpとは(おさらい)
tradingview-mcpは、Claude CodeなどMCP対応クライアントからTradingViewのデスクトップ版(Electronアプリ)を操作するサードパーティ製のツールです。MCPサーバーとして動作します。基本的な導入手順・Pine Script開発の自動化ループについては既存記事で解説済みなので、ここでは差分に絞って説明します。
2026年6月以降に追加された主な機能
①tv_update:自己アップデートコマンド
2026年7月6日にマージされたプルリクエストで、tv_updateツールと対応するtv update CLIコマンドが追加されました。手動でgit pullしなくても、CLIから安全に最新版へ更新できるようになっています。
②ウォッチリスト操作の拡張
2026年7月5日のアップデートで、ウォッチリストの取得・追加処理が修正されました。銘柄の削除(remove)と複数銘柄の一括追加(bulk add)が、CLI・MCPツール両方で新たに使えます。以前は追加のみだった操作が、削除・一括登録まで一通りそろった形です。
③価格アラートがREST API化+モバイルプッシュ通知に対応
2026年6月30日〜7月1日の更新で、価格アラートの作成・削除方法が変更されました。TradingView画面上のDOM操作ではなく、公式のpricealerts REST APIを使う方式になっています。あわせて、作成したアラートにモバイルプッシュ通知を有効化できるようになっています。TradingView本体のアラート機能そのものの使い方はアラート機能の設定方法と活用術で解説しています。
④Windows(Microsoft Store版)TradingViewへの接続安定化
2026年7月4日〜5日にかけて、Windows版TradingViewをMicrosoft Store経由でインストールしている場合の検出処理が複数回修正されています。あわせて、Chrome DevTools Protocol経由の接続処理も修正されました。以前バージョンでWindows環境の接続が不安定だった場合は、最新版へのアップデートで改善している可能性があります。
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tv CLIで全ツールをターミナルから使う
tradingview-mcpのMCPツールは、それぞれ対応するtvコマンドとしてターミナルから直接呼び出せます。Claude Codeを経由せず、シェルスクリプトやcronから状態を確認したい場合に使えます。
# チャートの現在状態を確認
tv status
# リアルタイム価格を取得
tv quote
# 銘柄を指定して取得
tv symbol AAPL
# 最新版へ自己アップデート
tv update
出力はJSON形式のため、jqなどのコマンドと組み合わせて必要な値だけを取り出せます。複数銘柄を同時にストリーミング取得する機能もあります。対応銘柄数や出力形式の細部は執筆時点でも変更が入りやすいため、正確な仕様は導入時に公式リポジトリのREADMEで確認してください。
こんな場合は注意
- ツール数・コマンド名を記事の数値でそのまま覚えようとするのは避けてください。非公式ツールのため機能追加のペースが速く、本記事執筆時点でもドキュメント間で表記にズレが見られました。導入直前に必ずREADMEを確認してください
- 本番運用でアラートを多用している場合は、一度動作確認をおすすめします。アラート作成方法がDOM操作からREST API方式に変わっているため、旧バージョンからの更新後に挙動が変わっている可能性があります
- TradingViewの利用規約はまだ確認していない場合、非公開APIを利用するツールのため利用前に必ず自分で確認してください
まとめ
- tradingview-mcpは2026年6月13日の紹介記事公開後も継続的にアップデートされている
- tv_update(自己アップデート)・ウォッチリストの削除/一括追加・アラートのREST API化が主な追加機能
- Windows(Microsoft Store版)TradingViewとの接続安定性も改善が続いている
- 非公式ツールのため、ツール数や仕様の細部は導入前にREADMEで最新情報を確認する
非公式ツールの仕様変化を毎回自分で追いかけるのが手間な場合は、TradingView本体の公式アラート・自動化機能が充実したプランを検討するのも一つの手です。基本的な導入手順やPine Script開発ループの使い方はTradingView MCPでPine Scriptを直接デプロイする方法、アラートのWebhook活用はPine ScriptのアラートをWebhookでDiscord通知する方法もあわせてご覧ください。
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