この記事でわかること
- Pine Script v5の基本構造と変数の書き方(宣言・再代入の違い)
- ta.sma/ta.rsi などの組み込み関数の使い方
- plot()でチャートにラインを描画する方法
「Pine Scriptって難しそう」と思っている人、正直そんなに難しくないです。基本的な文法を5つ覚えれば、すぐに動くインジケーターが書けます。TradingViewで自分だけのチャートツールを作りたい人向けに、v5の文法を実際のコード付きでまとめました。
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まず最初に書くもの
Pine Script v5のコードは必ずこの2行から始まります。
//@version=5
indicator("My Indicator", overlay=true)
//@version=5 はバージョン指定。省略するとエラーになります。indicator() の overlay=true にするとメインチャート上に描画され、false(省略時)だと別パネルに表示されます。
変数とデータ型
変数の宣言と再代入
初回宣言は =、再代入は := を使います。この使い分けはPine Script特有のルールで、最初は混乱しますがすぐ慣れます。
myValue = close * 1.05
var float totalVol = 0.0
totalVol := totalVol + volume
よく使うデータ型
| 型 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| int | 整数 | int n = 14 |
| float | 小数 | float price = 150.5 |
| bool | 真偽値 | bool isUp = close > open |
| string | 文字列 | string label = "Buy" |
| color | 色 | color c = color.green |
| series | 時系列データ | close, high, low など |
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組み込み変数と過去データ参照
価格・出来高の変数
close // 終値
open // 始値
high // 高値
low // 安値
volume // 出来高
hl2 // (high + low) / 2
n本前のデータを取得する
close[1] // 1本前の終値
close[5] // 5本前の終値
条件分岐
if文
if close > open
label.new(bar_index, high, "陽線", color=color.green)
else
label.new(bar_index, low, "陰線", color=color.red)
三項演算子
barColor = close > open ? color.green : color.red
barcolor(barColor)
主な組み込み関数と描画
| 関数 | 内容 |
|---|---|
ta.sma(src, length) | 単純移動平均 |
ta.ema(src, length) | 指数移動平均 |
ta.rsi(src, length) | RSI |
ta.crossover(a, b) | aがbを上抜け |
ta.crossunder(a, b) | aがbを下抜け |
plot(ta.sma(close, 20), title="MA20", color=color.blue, linewidth=2)
hline(70, "過買い", color=color.red, linestyle=hline.style_dashed)
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|---|---|---|
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まとめ
//@version=5+indicator()の2行がすべての出発点- 変数の初回宣言は
=、再代入は:=(ここだけ注意) [n]でn本前のデータを取得できるta.sma()ta.rsi()などの組み込み関数で主要インジケーターはすぐ実装できる
Pine Scriptの概要からインジケーター作成の全体像を知りたい方は、Pine Script入門ガイドも参考にしてください。

