TradingViewが他のチャートツールと一線を画す最大の特徴が「Pine Script」です。Pine Scriptを使えば、自分だけのオリジナルインジケーターやトレード戦略を作成できます。
「プログラミング未経験でも使えるの?」という方にも安心してください。この記事では、Pine Scriptの基本概念から最初のインジケーター作成まで、初心者向けに丁寧に解説します。
この記事でわかること
- Pine Scriptとは何か(特徴・できること)
- Pine Scriptエディタの開き方
- 最初のインジケーターを作る手順
- 基本的な構文(変数・関数・条件分岐)
- Pine Scriptを学ぶためのおすすめリソース
📊 この記事はTradingViewユーザー向けです
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無料でTradingViewを始める →Pine Scriptとは?
Pine Scriptは、TradingViewが独自に開発したプログラミング言語です。チャート上で動作するインジケーターやトレード戦略(ストラテジー)を作成するために設計されています。
Pine Scriptの特徴
- TradingView専用:TradingViewのブラウザ上で動作する軽量言語
- 初心者向け設計:Pythonに似た読みやすい構文
- リアルタイム動作:チャートの更新と同時にインジケーターが計算される
- バックテスト対応:過去データでトレード戦略を検証できる
- 公開・共有:作ったインジケーターをコミュニティに公開できる
Pine Scriptでできること
- カスタムインジケーターの作成(移動平均・オリジナルシグナルなど)
- トレードストラテジーの作成とバックテスト
- アラート条件のカスタマイズ
- チャートへの注釈・マーキング
Pine Scriptを学ぶメリット
Pine Scriptをマスターすると、「自分のトレードルールを完全に再現したインジケーター」を作れるようになります。既存のインジケーターでは表現できない独自のシグナルも実装可能です。TradingView有料プランの価値を最大限引き出せる、チャートラボ最強の武器です。
Pine Scriptエディタの開き方
- TradingViewのチャート画面を開く
- 下部パネルの「Pine Scriptエディタ」タブをクリック(または「{/}」アイコン)
- エディタが開く
エディタが見えない場合は、チャート画面下部の「+ 追加」ボタンから「Pine Scriptエディタ」を選択してください。
最初のインジケーターを作ってみよう
シンプルな移動平均線インジケーター
まず最もシンプルな例として、移動平均線を表示するインジケーターを作ります。以下のコードをエディタに貼り付けてください:
//@version=5
indicator("マイ移動平均線", overlay=true)
// 期間の設定(デフォルト20)
length = input.int(20, title="期間", minval=1)
// 移動平均線を計算
ma = ta.sma(close, length)
// チャートに描画
plot(ma, color=color.blue, linewidth=2, title="SMA")
コードの解説
//@version=5:Pine Script v5を使用することを宣言indicator(...):インジケーターの名前と設定overlay=true:チャート上に重ねて表示(falseだとサブウィンドウ)input.int():ユーザーが設定可能なパラメーターta.sma():単純移動平均線の計算関数plot():チャートへの描画
実行方法
- 上記コードをエディタに貼り付け
- 「保存」ボタンをクリック
- 「チャートに追加」ボタンをクリック
- チャート上に移動平均線が表示される
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Pine Scriptの基本構文
変数の宣言
// 数値変数 myValue = 100 // 文字列変数 myText = "こんにちは" // 真偽値変数 isUp = close > open
組み込み変数(よく使うもの)
close:終値open:始値high:高値low:安値volume:出来高bar_index:バー番号(左から0, 1, 2…)
よく使う組み込み関数
ta.sma(source, length):単純移動平均線ta.ema(source, length):指数移動平均線ta.rsi(source, length):RSIta.macd(source, fastLength, slowLength, signalLength):MACDta.highest(source, length):指定期間の最高値ta.lowest(source, length):指定期間の最安値
条件分岐(if文)
rsi = ta.rsi(close, 14) // RSIが70以上なら赤、30以下なら緑、それ以外は灰色 rsiColor = rsi >= 70 ? color.red : rsi <= 30 ? color.green : color.gray plot(rsi, color=rsiColor)
Pine Script バージョンについて
現在の最新バージョンはPine Script v5です。古いスクリプトがv4で書かれていることもありますが、v5との違いに注意してください。この記事ではv5を使用しています。
Pine Scriptを学ぶためのリソース
- TradingView公式ドキュメント(英語):最も正確な情報源
- TradingView Pine Scriptリファレンス:全関数・変数の一覧
- チャートラボのPine Script記事:日本語で丁寧に解説(このサイト!)
- コミュニティスクリプト:他のユーザーのコードを読んで学べる
まとめ:Pine Scriptでオリジナルインジケーターを作ろう
Pine Scriptの基本を押さえると、チャート分析の可能性が大きく広がります。ポイントをまとめます:
- Pine ScriptはTradingView専用の軽量プログラミング言語
- カスタムインジケーター・トレード戦略・バックテストに対応
- エディタはチャート画面下部から簡単に開ける
- 最初のインジケーターはシンプルな移動平均線から始めよう
- v5の公式ドキュメントと合わせて学ぶと効果的
Pine Scriptをより深く学びたい方は、このサイトのPine Script入門シリーズもあわせてご覧ください。
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