この記事でわかること
- スクリーナーに追加された「ヒートマップビュー」の仕組みと使い方
- タイルのサイズ・色分け・グループ化の設定方法
- テーブルビュー・チャートビューとの使い分け方
スクリーナーで条件を絞り込んでも、結果が数百行のリストになると、上から順に読むしかなくなります。フィルターを組むところまでは簡単です。そこから優先順位をつける作業のほうが、実は面倒です。TradingViewは2026年9月、この作業を減らす新しい表示形式をスクリーナーに追加しました。
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無料でTradingViewを始める →スクリーナーに3つ目の表示形式「ヒートマップビュー」が追加
株式スクリーナー・ETFスクリーナー・暗号コインスクリーナーに、ヒートマップビューが導入されました。これまでのテーブルビュー・チャートビューに続く、3つ目の結果表示方法です。フィルターで絞り込んだ銘柄そのものは変わらず、見え方だけが切り替わります。
結果はタイル状に並び、タイルの大きさと色でそれぞれ別の指標を表します。「時価総額は大きいが値動きは小さい銘柄」や「時価総額は小さいが急騰している銘柄」といった対比が見えてきます。リストを1行ずつ読む必要はありません。
ヒートマップビューの設定項目
設定できる項目は3つです。株式スクリーナーの場合、それぞれ次のような基準から選べます。
| 設定項目 | 選べる基準 |
|---|---|
| サイズ基準 | 時価総額、1日・1週間・1ヶ月の出来高、同期間の売買代金(価格×出来高) |
| 色分け基準 | 変化率(1時間・4時間・1日)、1週間〜1年・年初来のパフォーマンス、プレ・ポストマーケットの変化率、相対出来高、ボラティリティ、ギャップ |
| グループ化 | セクター別、またはグループ化なし |
色だけで銘柄を比較したいときは、サイズ基準を「単一サイズ」にします。すべてのタイルが同じ大きさになり、色の違いに集中できます。色分け基準を切り替えるだけでも、同じ絞り込み結果の印象がかなり変わります。凡例は選んだ基準に応じて自動的に切り替わります。
使い方の手順
- スクリーナー(株式・ETF・暗号資産のいずれか)を開き、いつも通りフィルターで条件を絞り込む
- 結果の表示形式を、テーブル・チャートからヒートマップビューに切り替える
- ツールバーでサイズ基準・色分け基準・グループ化を設定する
- タイルにカーソルを合わせて詳細なツールチップを確認する
対象銘柄には上限がある
ヒートマップビューが生成されるのは最大16,000銘柄までです。フィルターが緩くてこれを超えると、絞り込みを促すメッセージが表示されます。ビューを切り替えても、フィルターや選択内容は変わりません。
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表示を切り替えても絞り込み結果はそのまま
テーブル・チャート・ヒートマップの各ビューは、見た目が違うだけで中身は同じです。ビューを切り替えても、フィルターや選択内容は変わりません。ヒートマップには、スクリーンの結果がそのまま表示されます。ヒートマップの表示設定(サイズ・色分け・グループ化)は、テーブルビューやチャートビューの設定とは別に保存されます。
作成したスクリーンをヒートマップビューを有効にした状態で保存すると、次に開いたときも同じ設定で表示されます。スクリーンを保存していない場合でも、同じセッション内であればビューを切り替えてもヒートマップの設定は保持されます。元に戻す・やり直す操作も通常通り使えます。
タイルからできる操作
タイルを右クリックすると、その銘柄をウォッチリストへそのまま追加できます。気になったタイルを拾っていくだけで、リストができあがります。左クリックの挙動は、スクリーナーをどこで開いているかで変わります。
- スタンドアロン版のスクリーナーでは、詳細パネルの内容がクリックした銘柄に自動で切り替わる
- スーパーチャートのドロワーから開いている場合は、チャートのシンボル自体が変わる
- マーケットページから開いている場合は、ページのシンボルが変わる
フルスクリーン表示にも対応しています。サイズ・色分け・グループ化・自動更新・表示設定をまとめたコンパクトなツールバーも使えます。自動更新はオフ・10秒ごと・1分ごとから選べ、手動更新もできます。
「Pineスクリーナー」とは別の機能
今回のヒートマップビューは、条件式を選んで絞り込む通常のスクリーナー向けの機能です。Pine Scriptで書いた自作の条件でスキャンするPineスクリーナーとは別物です。公式ブログでも、ヒートマップビューの対象は株式・ETF・暗号コインの各スクリーナーとされています。名前が似ているので、混同しないようにしてください。
どのプランから使えるか
ヒートマップビューがどのプランから使えるかは、公式ブログ・ヘルプセンターとも明記がありません。TradingViewの料金ページの機能比較表には、株式・ETF・暗号コインのスクリーナーが載っています。無料のBasicを含む全プランの欄に掲載されています。ヒートマップビュー専用のプラン制限は見当たりませんが、断定はできません。提供範囲は変わることもあるため、最新情報は公式の料金ページで確認してください。
まとめ
- スクリーナーに、テーブル・チャートに続く3つ目の表示形式「ヒートマップビュー」が追加された
- タイルのサイズ・色分け・グループ化を自由に組み合わせて、絞り込み結果を視覚的に把握できる
- Pine Scriptで条件式を書く「Pineスクリーナー」とは別機能で、対象銘柄には16,000という上限がある
気になったタイルは、右クリックでウォッチリストに追加してそのまま監視につなげられます。自作の条件でさらに絞り込みたいなら、Premium・Ultimate限定のPineスクリーナーが使えます。
追加した銘柄の管理方法は、TradingViewのウォッチリストで銘柄を管理する方法で解説しています。プランごとの機能差を確認したい場合は、TradingViewの有料プランはどれを選ぶ?徹底比較もあわせてご覧ください。
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