この記事でわかること
- ウォッチリストアラートが時間外取引(プレマーケット・アフターマーケット)に対応した内容
- ウォッチリスト単位で時間外監視を一括設定する手順
- Premium・Ultimate限定という利用条件と、対象銘柄・時間足・先物の例外
米国株の決算発表やアナリストのレーティング変更は、通常取引時間が始まる前や終わったあとに出ることが多くあります。監視銘柄が多いほど、プレマーケットやアフターマーケットの値動きを手動でチェックするのは大変です。すべてを追いきれません。
TradingViewは2026年7月のアップデートで、この課題に対応しました。ウォッチリストアラートが時間外取引にも対応したのです。この記事では、何ができるようになったのか、実際の設定手順、使う前に押さえておきたい制約を解説します。
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無料でTradingViewを始める →ウォッチリストアラートの時間外対応とは何か
これまでウォッチリストアラートは、基本的に通常取引時間の値動きを対象にしていました。プレマーケットやアフターマーケットの動きまで監視したい場合、銘柄ごとに個別のアラートを組む必要がありました。監視銘柄が増えるほど、設定の手間も大きくなります。
今回のアップデートで、ウォッチリスト全体の時間外データをまとめて有効化できるようになりました。プレマーケット・アフターマーケットの両方が対象です。ポイントは次の3つです。
- 数百銘柄のウォッチリストでも、時間外の動きを個別設定なしでまとめて監視できます
- ウォッチリストアラートを1つ組むだけで、プレマーケットのギャップアップやアフターマーケットの決算反応をカバーできます
- ウォッチリストに銘柄を追加すれば監視対象にすぐ加わり、削除すれば監視も自動で外れます
設定方法(3ステップ)
設定自体は難しくありません。既存のウォッチリストアラートに、セッションの切り替えを1つ加えるだけです。
- ウォッチリストを開き、「アラートを作成」ダイアログを開く
- テクニカル条件を設定する(例: 価格が○%上昇したとき、など)
- ダイアログ下部のパラメーター欄で「セッション」のドロップダウンを開き、「拡張」に切り替える
「拡張」に切り替えるだけで、ウォッチリスト内の全銘柄が時間外監視の対象です。プレマーケット・アフターマーケットどちらも含まれます。銘柄を1つずつ設定し直す必要はありません。
例えば、決算発表が集まりやすいウォッチリスト(AAPL・MSFT・NVDAなど)を1つ作るとします。「価格が○%上昇したとき」の条件でアラートを1つ組んでおきます。セッションを「拡張」にしておけば、寄り付き前のプレマーケットで決算を好感した買いが入った瞬間に通知が来ます。銘柄ごとに同じ条件を作り直す必要はありません。
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使う前に知っておきたい制約
便利な機能ですが、対応範囲には条件があります。設定前に確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用プラン | ウォッチリストアラート自体がPremium・Ultimate限定機能です。稼働数はPremium 2個・Ultimate 15個です。Basic・Essential・Plusでは利用できない |
| 対応時間足 | 分足・時間足など日中足のみ。日足アラートは通常の日足バーで計算される |
| 対象銘柄 | 米国株・米国ETFのみ |
| 先物の扱い | ウォッチリスト内の先物銘柄は、セッション設定にかかわらず銘柄独自の電子取引時間で計算される |
見落としやすいのは1つ目です。ウォッチリストアラートは価格アラートやテクニカルアラートとは別枠の機能です。PremiumかUltimateに加入していないと、そもそも設定画面自体を使えません。EssentialやPlusで個別銘柄の価格アラートを使っている場合でも注意が必要です。ウォッチリスト単位のアラートは別途プランのアップグレードが要ります。
対象銘柄の範囲にも注意してください。日本株やFXペアをメインで監視している場合、この機能の恩恵はまだ受けられません。米国株・ETFを中心にウォッチリストを組んでいる、Premium以上のトレーダー向けのアップデートです。
まとめ
- ウォッチリストアラートがプレマーケット・アフターマーケットに対応。銘柄ごとの個別設定なしで時間外の値動きを一括監視できるようになった
- ウォッチリストアラート自体がPremium・Ultimate限定機能です。稼働数はPremium 2個・Ultimate 15個です。Basic・Essential・Plusでは利用できない
- 対応は米国株・ETFの日中足のみ。先物は銘柄独自の電子取引時間で計算されるため対象外
- Premium以上で米国株を中心に監視しているなら設定は簡単。既存のウォッチリストアラートの「セッション」を「拡張」に切り替えるだけ
ちなみにウォッチリスト自体はBasicだと1個・30銘柄までです。Essential以上に上げると無制限・1リストあたり1,000銘柄まで登録できます。個別銘柄の価格アラート・テクニカルアラートも段階的に増えます。Basicの3個からEssential 20個、Plus 100個です。時間外監視に加えてアラート運用を本格化したい場合は、プラン全体の上限を見比べておくとよいでしょう。価格条件やインジケーター条件の組み方はTradingViewのアラート機能の設定方法と活用術で詳しく解説しています。
決算やニュースをまたぐ値動きの確認はTradingViewで米国株チャートを見る方法で解説しています。ウォッチリストの整理術はTradingViewのウォッチリストで銘柄を管理する方法もあわせてご覧ください。
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|---|---|---|
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