この記事でわかること
- Claude CodeでオリジナルインジケーターをTradingViewに追加する最短手順
- つまずきやすいポイントと回避方法
- 10分で終わらせるためのプロンプトの書き方
「自分だけのインジケーターを作りたいけど、Pine Scriptを覚える時間がない」。そう感じている方向けに、Claude Codeを使って最短ルートでTradingViewにオリジナルインジケーターを追加する手順をまとめました。
プログラミング経験がなくても、条件を日本語で説明できれば進められます。
📊 この記事はTradingViewユーザー向けです
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- Claude Code(インストール済みであること)
- TradingViewアカウント(無料プランでも可)
- 作りたいインジケーターの条件(頭の中でOK)
環境構築がまだの方は、先にCLAUDE.mdとフォルダ設計のガイドを済ませておくとスムーズです。
ステップ1:条件を日本語で書き出す(2分)
コードのことは考えず、「どんな条件のときにシグナルを出したいか」だけを箇条書きにします。
条件の書き方の例
- RSIが30以下になったら
- かつ、出来高が過去20本平均の1.5倍以上のとき
- ローソク足の下に緑の矢印を表示する
ステップ2:Claude Codeにプロンプトを投げる(3分)
条件を以下のような形式でそのまま伝えます。
TradingView用のインジケーターをPine Script v6で作ってください。
RSIが30以下、かつ出来高が20本平均の1.5倍以上のときに
ローソク足の下へ緑の矢印を表示するシグナルが欲しいです。
デプロイ可能な完全なスクリプトをください。
具体的な数値・条件を入れるほど、修正の往復が減ります。プロンプトの書き方のコツはClaudeにPine Scriptを書かせるときの3つのコツで詳しく解説しています。
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生成されるコードの例
ステップ2のプロンプトをそのまま投げると、次のようなコードが返ってきます。これはそのままPineエディタに貼り付けて動作する完全なスクリプトです。
//@version=6
indicator("RSI + 出来高シグナル", overlay=true)
// パラメータ(チャート上から変更可能)
rsiLen = input.int(14, "RSI期間", minval=2)
rsiThreshold = input.float(30, "RSIしきい値")
volMult = input.float(1.5, "出来高倍率", step=0.1)
volLen = input.int(20, "出来高平均期間", minval=1)
// 計算
rsi = ta.rsi(close, rsiLen)
volAvg = ta.sma(volume, volLen)
// 条件:RSIが30以下 かつ 出来高が20本平均の1.5倍以上
signal = rsi <= rsiThreshold and volume >= volAvg * volMult
// ローソク足の下に緑の三角マークを表示
plotshape(signal, title="買いシグナル",
style=shape.triangleup, location=location.belowbar,
color=color.green, size=size.small)
ポイントは、条件の数値がすべてinput関数になっていることです。「RSI期間を14から9に変えたい」と思ったとき、コードを修正せずにチャート上の設定画面から変更できます。Claude Codeへのプロンプトに「パラメータは設定画面から変更できるようにして」と一文入れておくと、この形で出力されやすくなります。
ステップ3:TradingViewに反映する(5分)
Claude Codeが生成したコードをコピーし、TradingViewの「インジケーター、指標、戦略」→「マイスクリプト」→「新規作成」から貼り付けます。
コピペの手間を省きたい場合は、TradingView MCPを導入すると、Claude Codeから直接デプロイまで完結できます。
貼り付け後、「チャートに追加」をクリックすればインジケーターが反映されます。エラーが出た場合は、エラーメッセージをそのままClaude Codeに貼り付けて「直してください」と伝えるだけで大抵は解決します。
つまずきやすいポイント
- コードの先頭行がずれる:貼り付け時に空行が入ると
//@version=6から始まらずエラーになります。1行目から貼り付けられているか確認してください - 条件が曖昧だと意図しない動作になる:「下落したら」のような曖昧な表現は避け、「前日終値より2%以上下落したら」のように数値で指定します
- 低い時間足で誤シグナルが多発する:まずは1時間足や4時間足など、高めの時間足で動作確認するのがおすすめです
こんな場合は時間がかかる
- 複数の指標を組み合わせた複雑な条件の場合:条件が増えるほど、確認・修正の往復が発生し10分では終わりません
- バックテストまで含めたい場合:インジケーターの動作確認だけでなくstrategy()でのバックテスト設計が必要になり、別途時間がかかります
まとめ
- 条件を日本語で具体的に書き出すのが最短ルートの鍵
- プロンプトに数値を入れるほど修正の往復が減る
- シンプルな単一条件のインジケーターなら、慣れれば10分以内で動作確認まで到達できる
もう少し複雑なインジケーターを作りたくなったら、SMCインジケーターの自動化も参考にしてみてください。
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